誰が何と言おうと

デブィット・ボーイ、プリンス、レオン・ラッセル、アース・ウィンド&ファイアー、イーグルス、昨年は僕が大好きな80’sを彩ったアーティストが次々と他界した。

そんな中、同じく80’s、90’sのスーパースターのStingが13年振りに曲を書いた。

映画「レオン」や「デモリションマン」の主題歌を書いてバラードとロックの振り幅を見事に表現した曲と詞に魅了されるが、やはりEnglish man in New Yorkは群を抜いている。

Be your self no matter what they say.

最初は面白い詩で始まり独特な曲を醸し出すが、後半のこの歌詞に10代の頃に何度救われたことか。直訳すると「周りが何を言おうと自分自身であれ」だが、なんか英語の方がしっくりくる。

あえて言語化すると「誰が何と言おうと気にするな」と、受け取れる。

Be your self no matter what they say.

理不尽なことを言われたり、不本意な噂を耳にした時、この詞が何度も頭に流れ癒された。癒しという言葉は問題に向き合わずに逃げているようで好きではないが、そんなことを言っていられないくらい打ちのめされることもある。

そんな時に80’sの曲に救われてきた。

お帰りなさいSting。

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